地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

子猫のカイセン

201009111.jpg

元気で食欲もある。
体重510g。
人への警戒心はあるが、馴れるだろう。
缶詰もドライも食べるから、生後40日くらいだろう。

全身に皮膚病があった。
カサブタが特にひどい場所は左右の脇の下。
最初アレルギー性の皮膚炎に思えた。
子猫にしては珍しい、と思っていた。

翌日、フロントラインスプレーをしながら、もう一度よく観察してみた。
耳の縁にカサブタができている!
もしやと思い、カサブタを掻き取り顕微鏡で見ると、ダニがいた!
疥癬だ。

猫の疥癬はふつう頭部から始まる。
この子猫はちょっと違っていた。
頭部の病変は少なく、脇の下の皮膚炎が進んでいた。
危うく見過ごすところだった。

そもそも猫用の疥癬治療薬として発売されている薬は日本にはない。
成猫では牛豚用の注射を1?2週間隔でやる。
この方法は子猫ではリスクが高いので要注意だ。

リスクがあるからといって何もしないわけにはいかない。
殺ダニ効果の期待できる医薬品から、リスクの少ないものを選択して組み合わせる。


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テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2010/09/11(土) 16:39:21|
  2. 野良猫
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

初期の疥癬はダニがなかなか検出されないことがあります。
症状が進むと典型的なカイセン顔になります。
子猫が保護されたエサ場に来る猫に、やはりカイセン顔が数匹いたようです。

今、レボリューション子猫用にちょっと注目しています。
  1. 2010/09/12(日) 06:43:21 |
  2. URL |
  3. ちゃま坊 #vp8meGQs
  4. [ 編集]

大島弓子さんの「グーグーだって猫である」に、大島さんが公園のホームレスから疥癬の子猫を引き取った後、最初の獣医さんからは塗り薬をもらって塗り続けてもまったく治らず、別の獣医さんに変えたら2回の注射だけで治ったという話がありました。
やはり獣医学の治療法も日々進歩しているのですね。
生後40日の子猫ちゃんの体に害のない、よい治療法が見つかりますように。
  1. 2010/09/11(土) 21:50:35 |
  2. URL |
  3. 猫の事務所 #UoysxFgs
  4. [ 編集]

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