地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

事故か虐待かの判定

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野良猫生活には危険がいたるところにある。

現在保護中の猫は、首の皮膚が広範囲に欠損していた。
皮膚が壊死して脱落したものだ。
捕獲当初、腐敗臭が強くミイラ化した皮膚の一部が付着していた。

警戒心はあるが攻撃性はないので、治療と保護には順応してくれる。
現場の状況は、河川沿いの食品化学工場隣接地。

外傷の部位と現場の環境から交通事故の可能性は低い。
猫のケンカによる化膿で皮膚壊死する場合もあるが、ちょっと傷が大きすぎる気もする。
広範囲の皮膚壊死はヤケドの疑いを持つ。
ヒゲや毛に焼け焦げた形跡はない。ヤケドの場合熱湯や薬品や熱い鉄板などが想像される。

工場内だと危険物がいろいろあるから、事故とも考えられる。
近隣で同じ被害の猫が3匹以上出れば、虐待の疑いも濃くなる。
猫のケンカの可能性も捨てきれない。

虐待か事故かの判定は難しい。

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テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2010/05/26(水) 08:28:35|
  2. 医療
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

少し前に、
「猫が死んでいるけど肛門から腸が出ている。虐待では?」と相談がありました。

警察は相手にしてくれないそうで、まずは獣医師の診断を仰ぐようアドバイスしました。

死後時間が経っていたので詳しい検査はできませんでしたが、死んでから後に、人かカラスに腸を引き出されたのだろうとのこと。
逆に言うと、「生きている猫の腸を肛門から引っ張り出すのは不可能だし、それが原因で死ぬことはまずないだろう」と。

死因は不明でしたが虐待の疑いが消えて、一同胸をなで下ろしました。

変死体(?)に行き当たった時は慌ててしまいますが、冷静な判断が必要になります。
本当に虐待ならその証拠も集めなければなりません。

獣医師はプロですからいろんなケースをご存知です。
まずは頼ってみることが大切でしょう。

ただ、死骸を診て下さる獣医師は少ない。
今回のケースも3件目の病院が快く引き受けてくださいました。

記事の猫さん、生活環境が危険大ですね。
それでも生きているうちに発見されてよかった。
今後の動向を見守る必要がありますね・・。
  1. 2010/05/27(木) 10:09:27 |
  2. URL |
  3. ワタシ #-
  4. [ 編集]

確かに難しいんですよね。私が配食している所で1匹の猫が
右半身の毛だけが広範囲に脱毛していて捕獲を試みたの
ですが、元々警戒心が強い猫で捕獲できないままこなくなって
しまいました。何故あんな脱毛の仕方をしていたのか・・・。
捕獲して病院に連れて行きたかったけど私の力不足でした。
  1. 2010/05/26(水) 16:53:32 |
  2. URL |
  3. May #-
  4. [ 編集]

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