地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

伝染病について考える

口蹄疫のニュースを見て腹立たしく思う。
まだ火が消えていないのに、責任の追及に時間を割いている。
今やるべきことは火を消すことに全力で支援することだろう。
現場の苦労は想像以上のものであろう。
コンビニ各社での「口蹄疫義援金」募金箱の設置が始まった。

猫の世界にも伝染病はいくつかある。
とくに死亡率の高い猫パルボ。
猫の里親会やシェルター関係者はよく知っておかなければいけない。

外で保護された猫はまず隔離するのが原則。
2?3週間観察して、異常がなければ他の猫と接触させても危険は少ない。
感染していれば通常2週間以内に発症する。
子猫の場合にはこの予防策しかない。

ワクチンは生後2カ月、体重で言うと800グラムを越えたくらいから接種できる。
ワクチンはうって翌日からもう安全というわけではない。
効果の出るまでの2?3週間はやはり隔離が望ましい。

現在、口蹄疫発生で動物用の消毒薬が入手しにくくなっている。
排せつ物は厳重に処理する。
食器やケージは物理的によく洗う。これだけでもかなり防げるが、
さらに熱湯、塩素系漂白剤などで消毒することも必要になる。

パルボウィルスの死滅する漂白剤の濃度というのが知られているが、
実際にやると人間の皮膚や呼吸器にダメージがある。
やるならマスクやメガネや手袋の完全防護でやるのがよい。

死滅でなく、伝染力をとめるというレベルであれば、もう少し薄い濃度でもいいような気もする。


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テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2010/05/20(木) 13:31:40|
  2. 医療
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

コメント

20年以上前ですが、パルボで1週間足らずで当時いた猫4匹中3匹を亡くしました。感染力の強い恐ろしい病気です。
ミクシィののら猫関連のコミュニティに「墨田区ではパルボがはやっていて、野良猫の避妊手術に連れて行っても獣医さんに受け入れてもらえない」との書き込みがありました。
私は関西なのですが、近県で猫の保護活動をされている方のところでもパルボが発生し、たくさんの猫が命を落としたそうです。
パルボ発生のおそれがあったとしても、のら猫の場合、ワクチンのための捕獲が難しいですが、捕まえられる子だけでも接種させるべきか、悩むところです。なにより野良猫を2週間隔離は不可能ですし・・・。
口蹄疫のように広がらないことを願うばかりです。
(管理人様:パルボ発生について、いらぬ不安をあおるのはよくないと判断されましたら削除してください)
  1. 2010/05/26(水) 01:02:40 |
  2. URL |
  3. irma #l6hBcQRo
  4. [ 編集]

パルボ発症の場合、多くは1~7日で明暗が分かれます。短期決戦型の病気と言えます。
免疫のでき方には個体差があるので、どこまできたら大丈夫かということはわかりません。

感染を免れた猫の側からみれば、
ワクチン接種後、2週間以上経過しないと効果に不安があります。
隔離を解除して一緒にするのは、ワクチン後2~3週間観察してからだと危険性はかなり減ります。
  1. 2010/05/24(月) 12:56:37 |
  2. URL |
  3. ちゃま坊 #vp8meGQs
  4. [ 編集]

口蹄疫について政府の無策ぶりにはあきれています。
日本は鳥インフルエンザ禍など経験しているのに対応が遅すぎます。
酪農などは零細でも必ずHACCPを導入すべきだと思います。

私の所、保護した子猫がパルボ発症しました。
一日で退院できた幸運な子なんですが、元気がありません。
退院時何も薬を頂いていないのですが飲まなくても自然治癒力で大丈夫なのでしょうか?
一ヶ月くらい便にウイルスが排出されるとかも聞きました。
どのくらい隔離が必要ですか?
  1. 2010/05/23(日) 22:19:01 |
  2. URL |
  3. しんちゃん #mQop/nM.
  4. [ 編集]

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