地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

野良猫問題どうするか

野良猫が増えすぎて困った問題がいろいろと発生した場合。
出る意見は次の4つに分類される。

1.ほっとけ
2.殺してしまえ
3.追っ払え
4.地域猫

1の「ほっとけ」は多くの人が支持するかもしれない。
しかし問題解決にはつながらない。野良猫被害者はただ泣き寝入りするだけである。

2の「殺してしまえ」は法律の壁がある。犬は狂犬病予防法に基づいて捕獲殺処分ができるが、猫には適応されない。やるなら法律の改正をしなけばならない。。

3の「追っ払え」はよくある「エサやり禁止」だ。
もっともお手軽だが、お隣へ問題を先送りするだけ。厳罰化を徹底すればいいだろうと考える人もあるが、取締りが困難であるのも現実。

4の「地域猫」は時間もかかる、費用もかかる、効果もよく知られていない。
歴史もまだ10年そこそこ。

いろいろな意見の実現可能の確率を見てみよう。

野良猫を捕獲殺処分する法律を作るには、飼い猫の登録制と完全室内飼いの国民的大議論が必要になる。
この結論が出るまでに、かなり長い年月がかかるであろうと予想される。

エサやり禁止を法律で取り締まる場合にも、飼い猫か野良猫かの境界線が必要になる。
現在の法律では、飼い猫は外出自由だし、それにエサや水を与えないと違法行為になってしまう。

2月に環境省の作ったガイドラインは、現在の法律の枠の中で実現可能な方法は地域猫であることを示している。


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テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2010/05/07(金) 22:27:01|
  2. 地域猫
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

コメント

加藤判決の分類

裁判長は敷地内でのエサやり禁止を命じた。
訴えた人たちの前から猫がいなくなればいいわけだから、
3の「追っ払え」に分類する。

猫はどうなるの?
どこか行くでしょ。

そこの人たちがまた訴えたらどうなるの?
そん時はそん時だ。

今まで行政がよく使っていた、問題先送り戦術だ。
  1. 2010/05/15(土) 08:34:27 |
  2. URL |
  3. ちゃま坊 #vp8meGQs
  4. [ 編集]

人の考え方っていろいろですね。

以前に同僚と喫茶店店主の話しの中で

1.子供が仔猫を拾ってきて隠していた。
(親に叱られると思ったのだろうか。)
その人は、「隠していた」ことを問題に思ったようで
子供には「仔猫には母親がいるはず。
母猫が探しているから返しておいで。」と話して
返させた。

2.「仔猫を拾うというのは、あれは親猫が仔猫を
1匹ずつ移動させている時に、その場に残っていた
仔猫だったりするのを、捨て猫だといって拾われたり
するんだよ。人間が勝手に。」

という話しを聞いたことがあります。
子供への説明は、それも、間違いでもないし。
私の頭だと、ノラ猫が増える→手術しなきゃ
と思ってしまう。
(勿論、拾いたくはないけど)

このガイドラインで、地域猫の概念が普及して
TNRの理解が進んだら嬉しいと思います。
  1. 2010/05/09(日) 00:31:55 |
  2. URL |
  3. ろとにゃんまる #-
  4. [ 編集]

そうですね・・。
外暮らしの猫の捕獲・不妊をしている先輩はその前からいました。

当時は「術後1週間は抗生剤を飲ませてください」でした・・(そんな・・・明日も出てくるかどうかわからないのに・・)。

その後、抗生物質は注射で行われるようになり(アンピシリン←薬名、出していいですか?。ダメなら削除お願いします)、
今では2週間有効とされるコンパジンを術料込みで打っていただいています。

捕獲器の登場は画期的でしたが、集団の中の1匹だけ(例えば妊娠メスなど)を捕獲したい場合には、やはり小ケージ捕獲をお薦めしたいと思っています。
根気と忍耐のいる作業ですが、時間と手間をかけてこそ、一方的な人間の都合による不妊を、猫にも納得してほしいと・・。

ワタシのホームドクターは傷口が小さいことがご自慢です。
傷が小さい。そこを細かく縫う→舐めてもほどけない→雑菌が入らないから感染症の確率は低い→手術当日のリリースが可能。

オスの場合はオデキを取るようなものですが、メス(特に妊娠メス)は、お腹の中を弄繰り回されるようなものなので、例え「食べない・飲まない・出さない」でも、せめて一晩は安静にしていてほしいと思っています。
  1. 2010/05/08(土) 22:02:52 |
  2. URL |
  3. ワタシ #-
  4. [ 編集]

30年前にTNRという言葉はなかったけれど、野良猫不妊手術はすでに行われていました。

動物医療はその前の10年で、麻酔技術や縫合材料などが急速な発展をして、安全性がかなり向上してます。

捕獲技術の進歩は、やはり捕獲器の普及にあります。ケージやキャリーケースを使った捕獲は、やはり名人芸の感がありました。

TNRだけでも相当に野良猫問題改善に貢献していますが、
行政や地域住民を巻き込んでいく地域猫は、さらにグレードアップしたものです。
  1. 2010/05/08(土) 12:56:35 |
  2. URL |
  3. ちゃま坊 #vp8meGQs
  4. [ 編集]

「地域猫」の歴史は10年ですが、「地域の猫」・・不妊してその地域で世話をする=TNRの歴史はもっと古いと思います。

ワタシは関わって30年ほどになりますが、当時は捨て猫の不妊を訴えると「キリがないわよ」でした。
でも、始めなければ終わりは来ないし、1匹不妊するととりあえずそのコは産まない=産まれても惨めに死んでいく命を見ないですむ、が支えになりました。
約3年かかって80匹ほどの不妊を終えましたが、ほっとするのもつかの間、また新しい猫が捨てられ、まさに終わりのない戦い(?)に巻き込まれています。

「ボラがいるから捨てやすい」という現実もあるようで何とも頭の痛い問題ですが、捨てれば誰かが何とかしてくれるだろうという人々の意識を変えることが大切と思っています。
そのためには、捨てられた結果としての惨めな姿を晒すことも必要なのかもしれません。

外暮らしの猫を世話をしていると「そんなに猫が好きならどこかに連れて行け!」と怒鳴る御仁によく会いますが、「どこかに連れて行って欲しいという人はたくさんいますが、ウチに連れて来て~、という人は一人もいないんですよ。ご存知なら教えて?」と返しています。

特にこの時期(発情期)には、今まで見たこともないオトナのオス猫がワラワラ現れて、この国の外暮らしの猫の数の多さに圧倒されます。

外暮らしの猫を不妊して地域になじませると同時に、「捨てない・殖やさない意識」が徹底されるといいのですが・・。
  1. 2010/05/08(土) 09:56:04 |
  2. URL |
  3. ワタシ #-
  4. [ 編集]

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