地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

地域猫への予算は無駄にはならない

2010年、横浜市に動物愛護センターができる。
箱モノにかなりの予算をかけて国内最大規模を誇るようだ。

今まで横浜市は、本牧に畜犬センターがあるだけで、ここでは猫の処分ができなかった。
そこで、「横浜方式」と呼ばれる猫の処分方法が行われていた。
開業獣医師に1匹約1万円払って安楽死処分を委託していた。
委託費用に年間3000万円くらいの税金が使われていたようだ。
処分とはこんなに費用がかかるのだろうかと驚く。

さて地域猫である。
地域猫を推進している区や市がいったいどのくらいの予算をとっているか?
資料を見るとおおむねどこも数百万円である。
http://members.jcom.home.ne.jp/doubutusimin/jyosei20.html
広報や啓蒙活動の予算を足しても1000万円を超えるところは少ない。

行政が地域猫を取り入れることを「税金の無駄使い」だという意見もある。
しかし動物行政全体から眺めると、どうもそうではない気もする。

大いなる無駄は処分にかかる費用ではないか。
すぐになくすことは無理だが、ここを減らしたいと誰でも思う。
減らすにはどうしたらいいか?

全国的に処分数の半分以上が子猫である。
地域猫は繁殖を止める活動だから、子猫の処分数を大幅に減らす効果がある。
処分数を減らす努力をしなければ、これからも多くの税金をつぎ込まなくてはならない。

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横浜で耳先カット猫・写真展開催(12月18日?19日)


テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2009/12/18(金) 12:20:31|
  2. 地域猫
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9

コメント

横浜市動物愛護センター アンケート

はじめてお邪魔します。地域猫についていつも大変参考にさせていただいております。横浜で、個人で猫のボランティアを細々としています。39億円で建設中の横浜市動物愛護センターについて、横浜アニマルファミリーさんが2000人アンケートを実施中です。私個人としては、センターがTNR拠点病院の機能も併せ持ってほしいと思っています。ご存知だったかもしれませんが、アンケートのことをお知らせしたくてお邪魔いたしました。(また、話題になっている横浜方式は、残念ながら安易な引き取りの要因となっている面が否めないとの印象です。)
http://www.animal-family.org/index.php?itemid=1136
  1. 2010/01/07(木) 22:32:10 |
  2. URL |
  3. ミント #1g8OfKoc
  4. [ 編集]

蛇口を閉める予算に1票

でもでも、コンクリートの大きなバケツは将来過去の負の遺産になってもかまわないと思っています。獣医師会と言う名の民間団体へ引き取り業務は丸投げ、というか、先生にお願いしているんだから、うるさい事行って委託を止められてはと言う行政の姿勢が見え見えの現在の体制です。愛護の司令塔としての愛護センターは必要だと思っています。蛇口が閉まって水の流れが細くなれば良い譲渡が出来るようになります。1匹の命にかける事の出来る時間とお金が増えます。
  1. 2009/12/27(日) 21:52:33 |
  2. URL |
  3. sumire #SFo5/nok
  4. [ 編集]

蛇口を閉めれば、将来大きなバケツは必要なくなるはず。

蛇口を閉める予算   数百万円。
あふれた水処理    数千万円。
コンクリートのバケツ  数十億円。

仕分け人ならどれを仕分けるか?
  1. 2009/12/27(日) 10:35:39 |
  2. URL |
  3. ちゃま坊 #vp8meGQs
  4. [ 編集]

一番が好きなんです(うふ

待遇は運び込まれた先によると思います。
天と地ほどの差があるでしょう。

"処分"扱いの猫のほか、治療に訪れた野良猫を安楽死させてもお金が入る美味しいシステムです。
・病院の所在地が横浜市
・指定病院
・あなたが連れているのは野良猫
・ろくに診察・治療もせずに「もう助からない」「もう駄目」「どうしますか?」を連発
・こちらが頼んでいないのにやたらと安楽死を勧める   
   このような獣医は、猫が諭吉にしか見えていません。
   要注意です。
そもそもこの制度、生後1ヶ月の子猫を成猫とみなすという考え方からしてズレています。
"奥"が深いですね。いろいろな意味で。

愛護センターは市の所有地に建てれば上物だけ数億で済んだのに、財政難の中わざわざ民有地を買い取って膨大な税金をつぎ込んで建設しています。
差額をもっと違う形の愛護活動に回そうとする知恵は働かなかったようです。
そのすんばらしい施設でどんなすんばらしい動物愛護政策が行われるのか、目が離せません。
映画のような、レスキュー施設なら惜しくありませんが。
  1. 2009/12/25(金) 11:33:33 |
  2. URL |
  3. ぴよぴよ #mQop/nM.
  4. [ 編集]

殺処分、普通にすると一匹2万だそうです。
  1. 2009/12/20(日) 07:11:28 |
  2. URL |
  3. あめ #-
  4. [ 編集]

小雪さま

横浜方式、私は評価しています。
開業獣医師が安楽死を嫌がる中、捨てられて状態が悪い仔猫を病院に運び込んだ時に「ああ・・。これじゃぁね・・」と処置して下さった獣医師がいました。
「アナタが拾ったんだから責任を持ちなさい!」と言われていたら、その後私は捨てられた動物に関われなかったと思います。

横浜方式で開業獣医師に持ち込まれる猫は、一定期間、手厚い保護を受けながら貰い手を待ちます。
いずれは処分しなければならなくなる命を「預かる」側にとっては、1万円は決して高いとは私には思われません。

聞くところによると、「新」横浜方式は処分前夜に致死量に至る麻酔薬を餌に混ぜるそう。
翌朝、その殆どは逝っていますが、生き残りは大口あけていびきをかいているそうです。
多分(?)いい夢を見ながら、恐怖も苦痛もなく、最期を迎えられる・・。

生きさせるための手段は必須ですが、今はまだ、「安らかに」眠らせる手段が必要な時代なのではなかと思っています。
  1. 2009/12/20(日) 00:01:29 |
  2. URL |
  3. ワタシ #-
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全てとは言いませんが・・・

横浜で猫の引き取り業務をしている病院では、ただ依頼された猫を安楽死するだけではなく、処分で回ってきた仔猫(多くは乳飲み子)を育て、新しい飼い主を探しているところも多いです。
1匹の仔猫(特に乳飲み子)を譲渡できるまでに育てるには到底1匹1万円ではまかないきれません。特に動物病院が一番忙しい時期に集中するので、スタッフも大変です。
私は引取りを委託された全ての病院がきちんとやっていたかはわかりませんし、実際のお金の使い方も知りませんが、横浜はこのやり方でずいぶんと猫の殺処分数を減らしてきました。
動物愛護センターが出来る事により、猫の処分・譲渡の方法ボランティアと連携をとったやり方に変わっていくようですが、動物病院(獣医師・動物看護士)もいろんな人がいるように、ボランティア団体もいろいろなので、調整は難しそうですね。
目指すところは一つだから、上手く連携したいものですが・・・。
  1. 2009/12/18(金) 23:16:25 |
  2. URL |
  3. koyuki #zlAQJbYM
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ちゃま坊さんのこの説はかなり説得力をかんじます。

ただ処分して消す思考しかもてない、行政に読ませたいです。
  1. 2009/12/18(金) 19:21:19 |
  2. URL |
  3. ちょこ◎ばば #-
  4. [ 編集]

獣医に安楽死を頼むのなら、何故、個人ボラ、愛護団体に避妊をしたところに頼まないのかしら、1万も出すのなら私だったらその半分以下でも1000円でも良いと思う子猫も生まれてこないし、かわいそうなことにならないし行政は何を考えているのか、
頭がいいのか悪いのか分からない、何時も犠牲になるのは
弱い動物頭のいい人は優しい人があまりいないようですね。
  1. 2009/12/18(金) 13:49:23 |
  2. URL |
  3. 都 #k9MHGdfk
  4. [ 編集]

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