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地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

野良猫の警戒心について考えるココロダ

20080415.jpg

野良猫として暮らしていくには警戒心が必要だ。。
警戒心が強く、人になれない猫は事故や虐待にあう可能性は低い。
しかし人に良くなれて可愛がられる猫の方が、エサをもらえる確率が高い。

生き残るためには、人の善悪を見分ける判断力が必要だ。猫は人の心を読むのだ。
初対面の時は3メートルの間合いに入ったときに、逃げるかどうか判断する。少しでも怪しいと感じれば逃げる。迷ったり考えている時間はない。反射的に体が逃げることを選択しなくてはならない。瞬時に判断できないと命取りになることもある。

猫ハウスで寝ているときも、耳と鼻のアンテナはいつも作動させている。いつもと違った足音やニオイが近づいてきた時は、すぐ飛び出して逃げなければいけない。小さな入口の猫ハウスは暖かいが、逃げるときのことを考えれば、大きな入口の方が安心だ。音もニオイも良くわかる。反対側に脱走用の出口があるとさらに安全だ。ハウスの周囲に枯れ草や砂利が敷き詰めてあると、近づく者の足音がよくわかる。


テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2008/04/17(木) 14:17:14|
  2. 野良猫
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

コメント

はじめまして、私は名古屋で活動しています。
ちゃま坊さまこれからも活動頑張ってください。

応援します。

v-16
  1. 2008/04/30(水) 08:36:13 |
  2. URL |
  3. ドリアンぶたまる #-
  4. [ 編集]

また拝見させていただきました。
応援ポチッ!
  1. 2008/04/21(月) 16:55:44 |
  2. URL |
  3. サトシ #-
  4. [ 編集]

私はたまに猫のエサ場を観察しに行くのですが、多くの猫は怪しい人間だと警戒します。
これは正しい反応です。
3メートル以内の間合いを許す人間は限られています。
エサやりさんと同行したときは、かなり信頼してもらえます。

地域猫という形になると、多くの人が関わるので、猫の警戒心は薄れます。危害を加える人間からは、周囲の目で守るようにしていくしかないでしょう。
  1. 2008/04/18(金) 22:04:20 |
  2. URL |
  3. ちゃま坊 #vp8meGQs
  4. [ 編集]

猫ハウスはとても危険です。私はハウスの側に鉄柱があるので、その鉄柱にハウスの上と下の部分を縛りつけ、持ち上げれないようにしています。一度ハウスの屋根に穴を開けられ、雨降りの日に中がびしょ濡れになりました。壁面と土面に接している所以外は板を入れてその上に断熱シートをかけ、まだその上から黒い特大のビニールを三重に通しています。入り口は4分の3くらい開けますが、それでも危険ですね。なので入り口の真ん中になるようにヒイラギナンテンを何本か一列になるように植え、逃げるときは木の後ろからも逃げれるようにしました。枝葉は箱の上にかかるくらい近くに植えると逃げやすいと思いますし、ヒイラギナンテンは葉にとげがあるので、当たると痛くて人間は動きにくいのでは?と思っています。

毎晩枯葉をハウスの周りに広く撒きなおしています。枯葉を踏む足音で誰が来るのか猫は知っているので、急ぎ足で行ったときはいつもと足音が違うからか飛び出しています。
ハウスは雨露と風を凌げればいいやと割り切り、中で回転できるように大き目を使っています。

馴れかけた子がいれば大声で追いかけたり、大きな足音を立てて怖がらせますし、木の下にいれば上から砂をかけると、猫には木の上から何か来るように思うらしく怖がります。餌を置くとさっさとその場を離れるし、餌場には2匹分くらいしか置きません。1ヶ所でまとめてやると目立ってしまい、猫獲りのターゲットにされますから。出来るだけ1匹分ずつ容器に入れて食べさせていますし、食べたあとは容器の引き上げに回ります。2~30メートル間隔で餌場があれば、一つの餌場がつぶれてもそこに移動するので便利ですよ。

猫の安全のためには馴らさないことです。人馴れしてしまうとどうしても人の近くに寄って行くようになり、嫌いな人に蹴られたりして危ないです。それでも馴れてしまう子がいるので、それが困るのですが・・・
  1. 2008/04/18(金) 19:28:19 |
  2. URL |
  3. pepe #MiGEEDp.
  4. [ 編集]

そうです!。
外暮らしの猫は、いつでも、どこでも危険がいっぱい!。

「人間に抱かれたことがないなんて、カワイソウ・・」と言う人もいますが、抱かれた結果、痛い目にあっては元も子もない。

外暮らしの猫と付き合うには、人間側の配慮、熟考、自分を律する心が必要です。

「私がしてあげたいこと」ではなく、今、「猫に必要なこと」を考える。
余計な手出しはしない厳しさも求められます。

私たちに出来ることは、その猫が生きていく為の「手助け」でしかありません。

飼い猫のように抱いたりキスしたいのなら家で飼うべき。
それが出来ないなら支援に徹する。

「差別」ではなく「区別」しないと、反って猫を危険に晒すことになるでしょう。
  1. 2008/04/18(金) 09:20:18 |
  2. URL |
  3. ワタシ #-
  4. [ 編集]

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