地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

家庭内ノラって何?~気配はするが姿は見えず

家庭内ノラc


「愛情があればなれない猫はいない」

そう信じて手術した猫を室内で保護した。女性50才台。
あれから10年。
努力をして試行錯誤を繰り返したが、やはり猫はなれないままだ。
さわることはできない。
人がいるときは猫はどこかに潜んで出てこない。
家族は誰も猫を見たことがない。

エサがなくなっているのと、トイレの跡で生存しているのを知る。
猫は夜間、人いない時間帯に活動している。
こんな家庭内ノラは幸福なのだろうか。

手術直後にリリースしておけばよかったのか。
でもあの時、外猫への苦情が多く近所の手前リリースしにくかった。
年月がたった今さら、外では暮らしていけないだろう。

多くの外猫を手術したり里親探し活動もやってきた。
なれる猫は多いが、なれないのもいる。
見きわめはベテランでも難しい。

家庭内ノラで特に困ることは、病気の時と引っ越しの時だ。
どうしても捕獲しなければならない。

捕獲器を借りて室内に設置するが、病気で食欲がない猫はまず捕獲できない。
衰弱して手で捕まえられるようにならないと、病院に連れて行くこともできない。

引っ越しでは立ち退きの予定日を過ぎても猫が捕まらない。
家具がなくなって隠れる場所がなくなっても逃げ回る。
引っ越し業者が行ってしまっても、猫の為に賃貸契約を延長しなくてはならない。
一週間後にやっと捕まり、東京から九州まで運んだ。

家庭内ノラを抱えている猫ボラさんはだいぶいる。

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  1. 2017/10/17(火) 17:09:29|
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ネコヅメのひみつ~人間だったらかなり不気味

ネコヅメのひみつc

イラストを書き直ししました。

ネコヅメについて考察する。

普段はツメは格納されている。
使用時にツメが飛び出す。

これはたぶん誰でも知っている。
解剖学的にはどうなんだろうか、構造についてはいまいちよく理解していない。
絵で描いてみるとよくわかる。
歩行と捕獲と木登りには実に合理的な仕組みだ。


  1. 2017/10/16(月) 17:40:19|
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近年のノミ対策~地域猫の考え方に似ている

ノミと地域猫c

今のノミ駆除薬にはノミの繁殖を止める成分が含まれているのがある。
(例:フロントラインプラス、レボリューション、ブロードライン)
具体的にいうと卵が孵化できなかったり、幼虫がサナギになれなかったりする。
成虫まで発育できないので次の繁殖はない。
駆除成分だけだと、死なないで生き残るノミが出てくるのだ。
薬剤耐性問題である。

生き残ったノミが子を産むと、その子も薬剤に強い遺伝子を持っている。
繁殖を繰り返し子孫が増えると、薬はやがて効かなくなってしまう。

そこで、
「生き残ってもいいじゃないか、繁殖さえ止まれば。」
という考え方が出てくる。

ノミの寿命は数週間と言われているので、そこをガマンしてくれれば自然消滅する。

ただし
薬の有効期間は1か月なので、

「1~2回やって放置しておくと、また新たなノミが飛び付いて増えますよ。」
「完全室内飼いか定期的な投薬をしないとだめですよ。」
ということを忘れてはいけない。

この話は
「TNRやっても放置しておくとまた増えますよ。外猫の管理はずっと続けてくださいね。」
に似ているではないか。

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  1. 2017/10/10(火) 21:15:18|
  2. 地域猫
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ネコヅメの老化〜半年ごとに爪を切れ

ネコヅメの老化c

ネコヅメは伸びてくると三日月形に古いツメが抜け落ちる。
これが普通だ。
ところが老化してくると、新陳代謝が悪くなり抜け落ちにくくなる。
関節痛や筋肉量の低下でツメトギをしなくなるのも原因らしい。

古いツメが抜け落ちないで伸びすぎると、巻いて自分の指に突き刺さる。
これでは痛くて歩けない。

ひどいのは化膿している。
15才以上の猫に多い。
四足全部複数のツメに見られる。

ツメを切って治療してやる。
平均8ヶ月後にまたなる。

ネコヅメの伸びるスピードは若い猫で速く、数週間で生え替わる。
高齢猫では老化のせいで数ヶ月かかる。
経験的には、
15才以上の猫では、半年に一度ツメのチェックをしてやれば防げる。

巻ヅメは痛いよ
運良く突き刺さらないで伸び続けた巻ヅメ。

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  1. 2017/10/08(日) 09:49:10|
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ネコヅメのよる〜TNR活動を連想させる絵本

ネコヅメの夜

「ネコヅメのよる」 町田尚子 著

絵本だから読書時間は3分以内であろう。
しかし読後、時間が経過してからの存在感が大きい。
あれから数日たつが時々思い出してしまう。
絵の持っている力であろう。
こういう絵本は子供たちだけに独占させておく訳にはいかない。

このお話の中にはたくさんの猫が出てくる。
V字耳カットの猫がいる。

ここから妄想に入る。
この街ではすでにTNR活動が始まっていると推察する。
外出自由猫と野良猫があれほどたくさんいるのだから、猫の苦情も出ているだろう。
エサやり禁止看板もあるかもしれない。
きっとある。
自転車に捕獲器を積んで走っている猫おばちゃんもいそうだ。
人間は出てこないが、街の情景や家の中の様子がくわしく描写されているので、
多くの人が生活している様子が想像できる。
猫と暮らしている人の家の中は実際にこんなようすだ。
たくさんの猫が集まっているところを目撃した人は、驚いてスマホで写真を撮るであろう。
ネット上に載れば、様々な意見が飛び交うはず・・・

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  1. 2017/10/06(金) 13:20:44|
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