地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

妊娠に気づいたら、1か月以内に生まれる

妊娠中の子宮_convert_20170123135634

のら猫の妊娠

30日位までは外見ではほとんどわからない。
「もしかして妊娠?」というレベル

40日位から多くの人が妊娠に気が付く。
腹部が左右に張り出してくる。
「絶対妊娠」と猫ボラさんも騒ぎ出すのがこの時期。

60日は出産直前となる。
出産中は2日くらいエサを食べに来ないことがある。


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  1. 2017/01/29(日) 06:58:42|
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譲渡会の2週間ルール

2週間ルール_convert_20161212131735

猫パルボウィルス感染症を想定した対策です。

予防注射は生後2ヶ月から接種できます。
しかし予防効果が期待できるのは数週間後からなので、
打ってすぐは効果がありません。
潜伏期間だと発症する恐れもあります。

外暮らしだった猫は
室内保護して2週間は、とりあえず隔離と観察が必要です。
2週間後健康であれば、伝染病の危険性はないと判断します。

トイレトレーニングや人に馴らす期間にもなります。

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  1. 2017/01/24(火) 19:01:54|
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外猫を里親募集する方法~山梨県庁の記事

外猫の里親募集_convert_20170120121617


山梨県庁の記事で思い出したチラシ

庭の猫の写真を貼った里親募集のチラシを頼まれた。
欲しい人がいたら捕獲してきますというもの。

成功しなかった理由

人になれるかどうかわからない
トイレのしつけなど飼い猫修行をしていない
病気の観察期間がない
はるかに条件のいい里親募集猫が他に多数いる

このところ猫の譲渡会にも耳カット猫がよく参加している。
捕獲して手術をして、飼い猫の適正があると判断された子だ。
それでもすぐには譲渡会に参加できない。

通常2週間以上室内に保護して観察する。

都市部で猫の譲渡会を長年やっているが、年間平均譲渡率は30%くらい。
実物の猫を見てもこのくらいだから、写真での参加ではほとんど決まらない。
さらに飼い猫修行も済んでないとなるとまず無理。

外暮らしのままでの里親募集はありえない


譲渡はしたけど
やっぱり馴れないから返しますとか
逃げてしまいました
では困るのだ。



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  1. 2017/01/20(金) 12:08:00|
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なぜまた増えたのか~猫屋敷TNRから5年

猫屋敷_convert_20170117125916

猫屋敷の外出自由猫
以前からトラブルが多くあった。

5年前、住民が動いて
遠方の猫ボランティア団体に出張TNRをやってもらった。

今回また増えていると住民から保健所に相談が入る。

12月17日 地域センターで臨時集会を開催。

2つの町内会住民12名と保健所職員2名と区内猫ボランティア3名が参加。

住民からの意見
「今すぐに猫がいなくなってほしい」
「保健所が捕獲して処分してほしい」
「処分できるように法律を変えてほしい」
「弁護士や裁判所で解決してもらえないか」

今できることとできないことを保健所が説明

春に猫の出産ラッシュが来るので、それまでに繁殖を止めないとさらに事態は悪化する、
と猫ボランティアから説明

また増えた原因

地域猫を継続管理するボランティアが育っていない
猫の台帳が不明で、増えた猫がどれかわからない
TNRの時期によって、耳カットと無印が混在している
猫屋敷の住人はTNRに同意しているが、あまり積極的ではない

対策

まず春の繁殖を何としても止める

2つの町内会と
保健所と
近隣の猫ボランティアさん
の三者協働で地域猫対策を実施

具体的には

手術助成金制度を利用してTNRを実施
猫の台帳を作り猫の数を調査して、住民も管理できるようにする


考察

住民は猫や法律についての情報をほとんどもっていない。
専門家にお願いしないと何もできないのが現状。

猫ボランティア団体はTNR以後の管理まではできないので、
継続できる地域のボランティア育成が必要。


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  1. 2017/01/17(火) 13:16:19|
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TNRのNから見た発情と妊娠

Nから見た発情と妊娠_convert_20170113162132

1月2月は
猫の発情期

3月は
妊娠のピーク

TNRのNから見た
卵巣と子宮の変化

発情から妊娠へと移行するに伴って、手術のリスクが上がる。
人にも猫にもリスクは少ないほうがいい。

桜の開花と猫の出産は重なる。
出産前に早めのTNRを。


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卵巣摘出手術
PHOTO026.jpg
  1. 2017/01/13(金) 21:20:34|
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子猫を処分すると出産回数が増える

出産回数_convert_20170109102750

野良猫の繁殖力の説明で、年に3回出産するというのがある。


本当にそんなに産むのだろうか?


1回の繁殖で
猫の標準的な子育て期間は約3ヶ月。
その前の妊娠期間2ヶ月を足して計5ヶ月

野良猫は繁殖シーズンが限られているし、子育て中は普通 発情がこない。
子育て期と妊娠が重なるとしても、年3回はかなり厳しい。

でも実際に3回出産する猫は確かにいる。
その多くは子育てが途中で中断している。

子育てが中断すると、母猫は間もなく発情する。

休む間もなく次の妊娠出産へと続き、
くり返せば年3回出産は可能となる。



子育て中断の理由はいろいろある


◇人による子猫処分
(行政殺処分の内訳で1番多いのがこれ)

◇人による子猫保護
(善意の保護活動と営利目的の繁殖の場合がある)

◇病気による子猫全滅
(エサ不足で免疫力が低下すると、子猫の死亡率は増加する)

◇オス猫の子殺し
(子育てが中断すると、まもなく発情が来ることをオス猫は知っている。交尾をして自分の遺伝子を残す。全滅するのはおそらくライバルの子)

◇育児放棄
(猫の世界にもまれにいる)


出産回数が増えれば、それに伴う苦労やトラブルも増えることになる。
母猫の不妊手術をしないと繁殖は止められない。


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  1. 2017/01/09(月) 10:49:19|
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発情~猫に4月生まれが多いわけ

春機発動_convert_20170104203604

猫に4月生まれが多いわけ

1月は猫が発情で争う声があちこちで聞かれる。
猫の発情期について繁殖研究の文献から数字を拾ってみる。
猫の発情は月齢と季節の2つの要因で引き起こされる。

性成熟 体重2.5kg以上 生後6ヶ月以上

4月ごろ生まれた猫がちょうど今ここに当たる。


発情期 1~2月
無発情期 10~12月
繁殖シーズン 1~8月


発情期に妊娠期間2ヶ月をたすと誕生日は4月ごろになる。
無発情期から計算すると1月生まれは珍しいことがわかる。

実際の現場では
3月の譲渡会には生後2ヶ月はほとんどいない。
6月の譲渡会から2ヶ月の子猫がいっぱい出てくる。


猫が季節を感じるのは日照時間の変化によると考えられている。
人と暮らし、人工照明が加わると繁殖シーズンが分からなくなる。
ペットショップに1年中子猫がいる謎は、これを利用している。

日照時間と発情の関係
1日12時間以上だと通年発情
1日8時間以下だと無発情


発情の原理がわかると、TNRの計画に応用できる。

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  1. 2017/01/05(木) 10:14:35|
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公園地域猫その9~保健所との連携

公園地域猫その9_convert_20161231112909

三者協働の考え方

地域猫では行政、住民、ボランティアの三者が連絡を取り合って進めていくのが基本。

多くの場合 行政=保健所
公園地域猫の場合は 住民=公園管理センター と考える。

広大な敷地の公園では複数の保健所が関わることもある。

同じ公園協会の他の公園ではどうなのか。

すべてではないが
公園ボランティアとして取り組みが始まっている所がいくつかある。

B公園の場合は、保健所が主導している地域猫のひとつに組み込まれている。
腕章は保健所から貸与 地域猫看板も保健所名入り。 
地域猫講習会と年1回の総会を保健所が開催。
保健所によって取り組みにだいぶ差がある。


2015年11月16日 
保健所に公園地域猫を立ち上げた報告に行く。



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  1. 2017/01/04(水) 06:39:26|
  2. 公園地域猫
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公園地域猫その8~公認の効果と副作用

公園地域猫その8_convert_20161229180516

公園地域猫の効果

◇無責任なエサやりが減った
 (エサの放置 掃除をしない 不妊手術反対など)

◇エサやりに対する暴言や猫に対する嫌がらせ行為が減った
 (かつては猫の存在が違法だと思っていた人がいた)

◇病気予防のためのエサの管理が可能になった
 (処方食や投薬の情報も共有されるので重複治療がなくなった)

◇猫の捕獲計画がしやすくなった
 (空腹にしないと捕獲できない猫がいる)


副作用

◇捨て猫問題
 (場所が有名になると増えるとおそれ)

◇地域猫反対論者からの苦情
 (なぜ猫だけ保護されるのか)
 (ルールを変えろ)




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  1. 2017/01/02(月) 02:16:27|
  2. 公園地域猫
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