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地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

猫の仮母

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母猫に勝る子育て上手はない。

捨て子猫があった。
生後4?5日。保護されたのは全部で4匹。
数か所に分散して捨てられたようす。
見つけて保護した人が3人。ふたりは小学生。

体重90?120グラム。
へその緒が取れたか取れないかくらい。
3?4週間は人工保育が必要。
ミルクの飲ませ方、おしっこのさせ方、保温のことなどを説明した。
しかし、育てることはむずかしいだろうと感じていた。

ベテランの猫ボラさんに相談したが、受け入れは難しいという答えだった。
確かに母猫の代わりを人間がやるのはたいへんな苦労だ。
排泄と授乳は3時間ごとにやる。睡眠時間は削られる。
母猫がやったって、全部育つとは限らない。
新生児の死亡率は高い。育児放棄する母猫だっている。

とりあえず授乳と排泄をさせてから保温。
これからどうするか相談。

猫に育児をやらせてみよう、というアイディアが出た。
先週手術してリリース予定だった親子猫の母猫、馴れそうだということでWさんが保護していた。
子猫はすでに離乳して里親探しに入っている。先週までミルクが出ていたはずだから、まだ出るかもしれない。
ようするに仮母である。

母猫は受け入れてくれた。
子猫は乳首をさがして吸いついている。
いくつかの乳房から、絞ればミルクが出るのを確認できた。

卵巣と子宮がなくても、仔猫が吸いつく刺激でミルクが出るようになる。
この事実は毎年経験していること。
自分の子ではないが、人間より猫の方が子育てはうまい。先週まで子育てしていた実績がある。
人工的なミルクより天然の猫ミルクの方が優れている。

ということで、仮母の子育てが始まった。


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テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2010/05/12(水) 22:50:40|
  2. 野良猫
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