
首都圏では、「飼い主のいない猫との共生」という地域猫事業に取り組む自治体が増えてきている。モデル地区に認定されている場所には町内会が多いが、公園や河川敷はまだ少ない。
人の住んでいる場所でないと認定がむずかしいという理由である。
現実にはそういう場所にこそ野良猫が多い。
自然発生的にできあがっている公園地域猫という実態はいくつかある。
公園でエサをあげている人たちが顔見知りになる。猫が増えると困るので、相談して不妊手術を始める。公園利用者に不快な思いをさせないように掃除もする。公園管理の人ともコミュニケーションをとる。
ここまでくれば公園地域猫と役所が認めてくれそうだが、そうはいかない。公認となるとむずかしい問題がたくさんある。
猫ハウスを作ってしまっても黙認されている公園がある。なぜ黙認されているかというと、猫のお世話をする人が毎日公園の掃除をするからだという。公園管理をする現場の人ともうまくやっている。
掃除は目立つようにやるのだという。
公園の前が小学生の通学路ならば、通学時間にやるのがいいだろう。ホウキとチリ取りとゴミ袋を持って何人かでやる。エサやりさんは猫に好かれているから、猫も出てくる。子供は動物が好きだから話しかけてくるはず。きっと親にも話すだろう。作文や絵日記に書くかも知れない。
掃除をやってはいけないという法律もないし、「公園の掃除禁止」看板はまさか立てられないだろう。
できるだけたくさんの人を巻き込んでいくのが地域猫だから、子供ー学校ーPTAー町内会と順に輪が広がっていけば良い。
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