地域猫の作り方

野良猫と地域猫の研究

「エサやり禁止で野良猫がいなくなる」というウソ

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エサをやると野良猫が集まるのは事実だ。
では、エサをやらなければいなくなるかというとそうではない。
他の場所へエサを求めて分散するだけだ。

栄養が不足すると繁殖力が低下するという理論を言う人がいる。
では、飢えに苦しむ地域の生き物は繁殖をやめるかというと、そうではない。

自分が死んでも遺伝子は残そうとするのが生物の本能だ。
たくさん生んで、食糧不足でも生き残れる遺伝子が出てくるのを期待するわけだ。そうやって生物は環境に適応するように進化していく。

ノミを殺す薬の話でも薬剤耐性が問題になってきている。たくさん生んだ中に薬に強い遺伝子が出てくるのが自然界の仕組みだ。だから最近は殺す考え方から繁殖を止める考えに移行してきている。

食物を大量に捨てている国で、餓死する猫などよほど珍しい。
人の歴史でも極限の飢餓状態になれば、雑草や死体を食ってでも生きようとした記録がある。野良猫だって飢えれば何でも食う。生き残るために何だってする。

食料が不足した場合に起こる現実は何かというと、病気が蔓延し子猫や老猫の死亡率があがるということだ。しかし、出生率は変わらず生まれ続ける。
子猫や老猫の死体が増え続ける。
人の発見できない死体は悪臭とハエの発生源になる。
生き残った猫は皆たくましく強い猫ばかりだ。生きるための知恵にたけた猫ばかりだ。
これが「エサやり禁止」の現状だ。

繁殖を止めなければ、野良猫問題はいつまでたっても解決に向かわないのである。


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テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

  1. 2007/11/04(日) 22:37:48|
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