動物管理センターで殺処分される動物の内訳を見てみよう。全国どこでもその8割を子猫が占める。子猫の処分数を減らすことが、全体の数を減らすための課題であることがわかる。
子猫はいったいどこから来るのか。
いまや飼い猫の不妊手術は常識になりつつある。殺処分されている子猫の多くは「飼い主のいない猫」が生んだ子だ。
つまり「飼い主のいない猫」対策こそが、処分数を減らすための鍵になる。
処分される子猫が多いのは、需要と供給のバランスが大きく崩れているからだ。
現状は圧倒的な供給過剰といえる。
過剰な供給をいかにして抑えるか。
少ない需要をどうやって増やすか。
この2点に対策をたてれば、処分数は必ず減っていく。
繁殖をとめるTNRの支援
個人で野良猫の不妊手術を行っている人は全国各地にいる。野良猫にエサをやるようになると、繁殖制限の必要性に気がつく人もいる。猫が増えすぎると必ずトラブルに発展するからだ。
エサやりと不妊手術はコッソリやられているケースが多い。なぜコッソリかというと、「エサやり禁止」という看板が原因になっていることが多い。隠れてやっているうちは地域猫にはならない。
地域をあげて市民のTNR活動が始まれば、すぐにでも子猫の発生がなくなる。そうなるように行政の支援と啓蒙があると、より早く野良猫問題は解決に向かう。
子猫の供給はこれによって激減する。
譲渡活動の支援
個人で猫の譲渡活動をやっている人は全国各地にいる。
人の多く集まる公共施設で譲渡会をひんぱんにやれば、新たな需要が生まれ処分数は減る。不妊手術や動物愛護を啓蒙する機会も増える。これにも行政の支援があると、活動はさらに推進する。
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