
区立図書館の書架でなつかしい本と出会った。もうすでに絶版になっているはずだが、20年以上の歳月を消えずにここで頑張っていた。
毎日おびただしい数の本が出版されているから、図書館に並んだからといって安心はできない。利用者が少なければ数年で処分されてしまう。
この分厚い本は犬、猫、ウサギ、鳥、カエル、蛇、金魚、野生動物まで飼育と病気の情報の百科事典だ。当時のスペシャリストが多数執筆に参加している。
発売当時、編集者のSさんに聞いたことがある。
「こんな分厚くて重い本を買う人いるんですかね?」
新聞に広告出して、全国の図書館や図書室に1冊づつ買ってもらえれば、じゅうぶん採算がとれると言う。どうも初めから図書館向けに企画した本らしい。
この本にイラスト300枚くらい描かせていただいた。ずいぶん昔の絵だから今見ると懐かしいやらはずかしいやら。





