
猫は虎のように単独で生活する。
猫はライオンのように群で生活する。
どちらも正しいのである。
虎が単独行動する理由は、エサとなる獣が少ないと同じナワバリにいると共倒れするからである。
ライオンが群をつくるのは、エサとなる獣が大きくて、集団で狩りをした方が都合が良いからである。
猫はどちらにも適応する。
狩りをするとすればネズミや小鳥であるから、集団で狩りをする必要はない。
とすると虎タイプの単独行動ということになるが、実際はよく群をつくる。
猫は狩猟行動がなくても生きていけるものが多い。
ひとつのエサ場に適正な数ならば、共同で生きていける。ライオンの群とは理由が違うが、群をつくった方が都合がよい何かがある。
ひとつのエサ場でエサにありつき、子育てをしているが、数が増えると多の地域へ散っていく。
隣接地域に同じような猫の群があれば、そこで闘争が起こる。
猫の行動は、繁殖と食糧確保がすべてである。
同じ猫の仲間でも、野良猫は人間との関わりで、また特異な進化をしている。
猫が野生動物と一線を画すのは、人との関わりが濃厚になってしまった結果である。
もはや後戻りすることは難しい。





